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基礎知識:ブロードバンド

ブロードバンドとは?
ブロードバンドとは、“速い・安い・繋ぎホーダイ”の三拍子揃った超快適なインターネット接続サービスです。 ブロードバンドは日本語で言うと「広帯域」という意味で、広い(太い)回線を使って、高速でインターネットに接続できるサービスのコト。

単純に速いだけでなく、どんなに長い時間インターネットを利用しても通信料金が定額なのも特長といえます。インターネットの利用時間が『1ヶ月に1分間』でも『1ヶ月繋ぎっぱなし』でも通信料金は同じというワケ。だから、ダイヤルアップ(パソコンからプロバイダへ電話を掛ける仕組)のように「何時間ネットに繋いだかな?」と、接続した時間によって通信料金が変動というようなことを心配する必要もありません。

“速い・安い・繋ぎホーダイ”って?
ブロードバンドを、ダイヤルアップで接続するのと比較した場合、ホームページの表示スピード(ダウンロード)が圧倒的に速い。その速度は、ADSLの12Mサービスの接続でも、ダイヤルアップの約200倍以上。現時点で最も速いと言われる光ファイバー接続なら約1700倍以上の速さです。ホームページの閲覧だけでなく、オンラインで配信される音楽や動画などもラクラク活用できるからスゴイ。オンラインの映像配信などが本格的に活用できるようになれば『レンタルビデオはもう要らない』って感じですね。

また、ダイヤルアップのように〝パソコンからプロバイダーに向けて電話を掛ける仕組〟では無いので、電話代が一切必要ありません。『何気なくホームページ見てたら、翌月の激高な電話代に腰抜かした』なんていう心配もなくなります。必要なのは毎月の定額料金だけで、金額はADSLの場合、モデム等の必要機器を含めても 月額3~4000円程度で繋ぎ放題なので、安心してインターネットを利用できます。


具体的にどんなサービスがあるの?
一般的にブロードバンドと呼ばれるインターネット接続サービスには、話題のADSLの他、FTTH(光ファイバー)、CATVなどの種類があります。また、2007年の時点で一部地域にて試験運用中のPLCやFTTRも、今後が期待されています。
それぞれのサービスによって、速度・料金・利用条件などが違うので、自分のスタイルにあったブロードバンド接続サービスを選択しましょう。

FTTH(光ファイバ) ― 最速ブロードバンド
高速・大容量の光ファイバーを各家庭まで光ファイバ回線を引き込もうというモノ。通信速度は上下とも最大100Mbpsとなっており、ADSLと比較すると理論値上は数倍速い。対応エリアは少しずつ広がっているけど、まだまだ都市部に限られているのが現実。

利用料は、マンションタイプなど多世帯で共有するタイプのプランなら安くなってきたようですが、ADSLと比較した場合は まだ高い気がする。全国的に普及するにはもう少し時間がかかりそうです。
e-JAPAN戦略(IT国家となることを目指す国家戦略)でも推奨しているサービスらしいので、将来的には全国に普及するサービスだと思います。

ADSL ― 現在最も普及しているブロードバンド
従来は通話のための“電話回線”として利用していた『アナログ回線』に専用モデムとスプリッタを取り付ける事で、通話に利用しない周波数帯をインターネットに活用できるようにしたのがADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線の略)です。2007年現在、最も普及しているブロードバンド接続サービスです。

理論上は、電話線が引ける場所ならどこでも利用できますが、電話局から自宅までの電話線の長さ(距離)や回線品質によって、通信信号が弱くなり通信速度が低下してしまうことがあります。最悪の場合、信号が届かずに利用できないケースもあります。実際には、電話局から自宅までの電話線の長さ(距離)が3~4km程度までがインターネットに接続できる限界範囲のようですが、各通信事業者が提供している特殊なサービスプランによっては、電話局から6~8km程度の地域でも利用できる場合があるようです。導入は比較的手軽にできます。

FTTR ― 光ファイバーとADSLのイイとこ取りのブロードバンド
FTTRは『fiber to the remote terminal』の略称で〝光ファイバーの速さ〟と〝ADSLの手軽さ〟を併せ持った次世代ブロードバンドです。
ブロードバンドを導入する家の直前にある電柱まで光ファイバーで繋ぐことで、ADSLのデメリットでもある基地局からの距離やノイズによる伝送損失を最低限に抑えます。そして、電柱から家までを電話線(メタル回線)で繋ぐことで、モジュラージャック等の既存設備を使い、導入時の工事日程を短縮したり費用を軽減することが出来ます。

結果として、安く・手早く・手軽に導入できるブロードバンドになるワケですが、他の通信網との干渉など解決しなくてはいけない課題も多く、今後の展開が期待されるブロードバンドです。

CATV ― ケーブルテレビ回線を利用したブロードバンド
各地域のケーブルテレビ会社が提供しているサービスで、ケーブルテレビの回線を使って高速にインターネットにアクセスできるシステムです。既にCATVが引かれている家庭なら、すぐにでもブローバンドを利用できる様ですが、これからケーブルテレビを導入しようという場合には、数万円の工事費や大掛かりな工事を覚悟しておきましょう。接続料金や通信速度はケーブルテレビ各社によって全く違うので、詳細については最寄りのCATV会社に問い合わせましょう。

電力線ネット(PLC) ― 電気配線(コンセント)を利用したブロードバンド
どこの自宅にも必ず配備されている電気のコンセントを利用して、データのやり取りを行うというブロードバンドサービス。一部の電力会社が実験に成功したと言われている。このサービスは、まだまだ解決しなくてはならない課題があるようで、実用化されるまでには数年かかるとも言われている。
『インターネットの接続は、パソコンの電源ケーブルだけ差し込めばOK!』なんて時代が来るのでしょうか?


<主なブロードバンド料金比較概要>
ADSL FTTH(光ファイバ) FTTR CATV
最大通信
速度
下り 50Mbps 上下ともに
100Mbps
上下ともに
100Mbps?
30Mbps
(※)
上り 1~12Mbps 1~5Mbps
初期費用 5000円以下 2万円程度 5000円以下? 2万円程度
月額費用 3~4000円前後 3000~10000円 3~4000円前後? 5000円前後
導入メリット 日本中にきめ細かく張り巡らされたメタルケーブル(電話回線)を利用する為、理論上はすべての地域で導入可能。 他のブロードバンドに比べると段違いに速い。また、ノイズや距離に依存されにくいのも利点。 自宅直前の電柱までを光ファイバで、電柱から自宅までを電話線(メタル回線)で引き込む。通信速度は十分。大掛かりな工事も必要ない。 ブロードバンドと同時に多チャンネルTVが楽しめる。光収容されていてADSLを断念した人にはオススメ。
導入デメリット メタルケーブル(電話回線)を利用する為、電話局と利用場所の距離が離れると、通信速度が低下する特性がある。 対応地域が少なく、料金もやや高め。集合住宅で導入する際には、管理者の承諾が必要だったりするので、手軽さと言う点ではイマイチ。 他の通信網との干渉があるので、2007年春の時点では実用化されていない。 地域のケーブル会社や利用環境によって、通信速度がかなり違う。予想以上に遅い場合も‥。 また、工事もけっこう大掛かり。
※接続業者によって違います。

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